納骨室に入れるお墓
皆さんこんにちは、まだまだ暑いですが真夏に比べればだいぶ過ごしやすくなってきましたね。 朝晩は寒いぐらいで、風邪などひかないようお気を付けくだい。

秋だというのに梅雨のような天気です
さて本日は、この夏に請け負わせて頂いたお墓をご紹介したいと思います。

お墓を建てる前の墓地
それは1通のメールから始まりました。 関東にお住まいの方からのお問い合わせで、先祖のお墓が四国にあるという事でした。 それをご両親がお住まいの阪神間の墓地に移設したいというお問い合わせで、何件かの石材店にご相談されているご様子でした。

最初に書かせて頂いた図面です
新しくお墓を建てられる墓地まで、弊社から車で2時間近くかかり、最初は、新設墓地の近くの石屋さんか、旧の墓地の近くの石屋さんに頼まれたほうが、良いのではないかと思いましたが、どこの石材店さんもお墓の移設には積極的でないようだったため、弊社でお役に立てるのならとお話しさせて頂きました。

最終的に決まった図面です
最終的には、四国のお墓はそのまま残され、ご両親のご自宅の近くに新しくお墓をされることになったのですが、その際も、数社にご相談されたようですが、その中から『誠実に対応してくれた』という事で弊社を選んでいただきました。

地下カロートです
お墓の地下に、人が入れるぐらいの納骨室を作りたいという事で、地下の状態、納骨室の形状、納骨室入り口の蓋石の形状等、メールを通じて何度も打ち合わせさせて頂きました。

納骨室の蓋石の図面です
施工前には関東より弊社まで来ていただき、直接お会いしてお話しすることが出来、改めて信頼して頂けた様子でした。

納骨室蓋石の完成予想図
石材にも、とてもこだわりのあるお客様で、国内産の石材の中でも特に吸水率が低いことで知られている『天山石』(佐賀県産)を選ばれました。

排水溝の蓋石を外します
また加工方法も、『天目取り』という方法で石取りをし、石目が揃うよう細心の注意を払って加工させて頂いたおかげで、私たちプロの眼から見ても、とてもきれいなお墓に仕上がりました。

3分割の1枚を外します
施工方法、出来上がったお墓、共に大変喜んでいただき、携わらしていただいた弊社としましても、大変うれしく思いました。

納骨室の入り口です
そして、ここから新しいお客様との永いお付き合いが始まっていきます。

完成写真です
とっても素敵なご縁に感謝です。